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2007-02

再度ナポリへ・後半 ーチッコリーニはほんとにイタリア人?ー

ナポリの誇るピアニスト、チッコリーニ。学生時代は作曲科も首席で卒業したという彼、やはりおっしゃることが非常に論理的。
今回見ていただいたベートーヴェンのソナタの30番も、後期の重要な作品ということであの論理的な先生がなんとおっしゃることか非常に恐ろしかったのですが、作曲分析的見地から述べられる数々の助言は実に明快でした。一部全く想像もしなかったようなこと、そんな演奏は聴いたことがないというようなものもありましたが、それはそれで実に興味深く、彼なりの論理からはじきだされたものであり、これでこそわざわざナポリに来た甲斐がある、としみじみ感じました。

ところでこの論理的で真面目で上品な感じ。申し訳ないですが、ナポリ人とはかなり対照的なイメージ。彼はナポリのことをどう思ってるんでしょう?
2007.1.30-3.jpg
レッスン室内にはり巡らされたチッコリーニの記事。
これらには彼がインタビューに答えた数々の言葉が載せられています。
「コンクールはなんの役にも立たない。若者よ、情熱を持って弾きなさい」

(・∀・;)・・・うーんロンティボ1位の人に言われてもな・・・

「イタリアの若い人とピアノについてどうお思いですか」
「私は正直言って悲観的です。今のイタリア人はクラシックよりもサッカーに情熱を傾けている。国外に出て勉強することを勧めたい」

うんうん、なるほどね。

「故郷ナポリについてどうお思いですか」

これこれ、どうなん?正直チッコリーニからは、ナポリ独特の陽気な感じとかお気楽な感じが全く感じられないんだけど・・・

「好きではありません。何かにつけせっかちで雑多で」

ははは・・やっぱそうなんだ。そうじゃないかと思った。
実はチッコリーニはフランス人。帰化して今はパリに住んでらっしゃるんですね。
それでもやはり故郷のピアノ(ファツィオーリ)、そして古くからあるピアノ屋には愛着があるんでしょうね。こうやってちょくちょく帰ってくるところを見ると。次は3月中旬に戻ってくる予定。こっちもまた新しい曲もっていかないと・・イソガシス

ってもう一週間も前の話でございます。はやいですね、一週間。チッコリーニのレッスンがあった日から、なんか譜読みに追われて日記を更新する暇もなく終わった一週間でした。

こんな調子であっという間に春がきそうだなあ・・・
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