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2008-08

アブルッツォ州旅行記-Atri半日観光-

26日、ローマに帰る為に遅くても夕方には部屋を引き払って出なければいけなかったので、午前中は疲れた体を無理矢理動かして少し観光しました。
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アトリには「正しさの鐘」という昔話があるそうです。→福娘童話集
確実な事は言えませんがおそらく上の写真の塔が舞台だと思われます。


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ドゥオーモ広場からすぐのサン・フランシスコ教会。ミサやお葬式が執り行われます。

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育てていた巨大ラヴェンダーに逆に取り込まれてしまった民家。
これじゃそこの窓開けられないんじゃ・・虫も心配です。


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展望所からの景色。アドリア海が見えます。

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夕方の街の景色。

アトリは山の幸、海の幸両方に恵まれ食事も安くおいしく、自然と文化が調和したとても素晴らしい街でした。こういうところに来ると久しぶりに本当の呼吸をしてるような気がします。
日本にはあまり知られていませんが、イタリアに来る機会があったら是非一度訪ねてみてはいかがでしょうか。
毎年8月には音楽祭が開かれ毎日のようにコンサートがあります。
ローマやミラノとは違うイタリアの素晴らしさを、必ず感じられるはずです。
Roma Tiburtina駅からPescaraまでARPA社の長距離バス(かなり快適!)で約2時間半。そこからバス乗り換えで1時間です。

ローマ←→ペスカーラ 15ユーロ


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アブルッツォ州旅行記-レッスンからファイナルコンサートまで-

20日から25日の講習会中は街をまわったりする事がほとんどできませんでした。
それでもそれは充実している証拠なのでいいことだし、寝るところも安いうえにインターネットも完備、食べ物は10ユーロでコースが食べられる。

最高の講習会のはずだったのですが、一つだけ問題が。

カルロ先生が他の人のレッスンを聴く事を義務づけていたのです。
ここで確認したいのは、練習可能時間とレッスンの時間。

練習可能時間:9:00-13:00、16:00-19:30
公開レッスン時間:10:00-12:30、17:00-20:00
参考:練習室を開けにくる人はイタリア人なので通常、15分から30分遅れてくる。先生はイタリア人だけど何故か必ずきっかりにレッスンを始める。

ここからたたき出される練習可能時間

一日二時間弱。

(´Д`;)ちょっとちょっと・・これじゃあ肝心のレッスンうまくいかねえよ・・ただでさえ最終日はファイナルの発表会があるのに。

慢性練習不足で大変でしたが、レッスン自体は想像した通り素晴らしかった!
73歳と高齢ながら頭は冴えてる冴えてる・・・
とても楽譜やバランスに対して細かい方で、できるまで何度もやらせるし、ヨーロッパの先生にしては珍しくテクニック的なところまで教えてくださいました。
なかでも印象的だったのはショパンの舟歌を弾いた時のこと、
「君は二度同じパッセージがあるときに、二回目を強弱で変える意識はあるけれど、ルバートの仕方が同じになる癖がある。そうするとしつこくなって音楽の流れや面白みが失われる。顔にほくろが片側にあればそれは個性で奇麗だけど、同じものが左右対称にあったら奇麗じゃないでしょう?」というお話。
なるほど・・確かにそういう癖があった、なんて思わされる事多数でした。
『「あそこはこうで、雰囲気がああで、そこはむしろレガートに」とかで終るのはレッスンとは言わないよ』という主義だそうです。
うーん、大学時代のS先生を思い出す(笑)とにかくこの先生に習うには5日じゃ短すぎるな、と感じました。

25日の夜はファイナルコンサート。僕を含め4人の生徒さんが弾きました。
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会場のテアトロの外観。音楽祭のポスターが上からかかってますね。

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会場の様子。小さいながらも内装が素晴らしい会場でした。

練習時間不足のせいであまりうまくいきませんでしたが、それでも先生は
「僕が先日言った事を考えて替えて弾いていたのでよかった。最後の最後には舟歌はバルトークのソナタなんかよりも難しいでしょう?僕もローマに住んでいるから、また一緒にカフェでもしにいこう」と電話番号を教えてくださいました。
もちろんカフェだけでなく時々はピアノを聴いて頂きます!(´∀`)

Atri半日観光編に続く



アブルッツォ州旅行記-コンサートから講習会参加まで-

8/19Avezzanoアヴェッツァーノでのコンサートを皮切りに1週間ほどアブルッツォ州に滞在して参りました。
曲目は前回のPraia a mareと一緒。なんといっても今年モノにしたい課題「夜のガスパール」を弾き慣れる為です。
Avezzanoはコンクールで一度来た思い出のある場所。ローマからとにかく東に各停電車でコトコト向かい、F.リストの「エステ荘の噴水」で有名なティヴォリTivoliを越えたところにあります。久々にその地に降り、コンクールの審査員の一人だった方とお会いすると去年を思い出して懐かしさでいっぱいになりました。

・・・とまあ前回のコンサートと一緒で、審査員だった方に久々に演奏を聴かれるのはやはりプレッシャーなのですが(;´∀`)
コンサートは会場についてみるとびっくり、広場でオープンリサイタル。
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音が風で散りまくってどうしようかと思いましたができるだけ遠くに届くように心がけて弾きました。
コンサート後はその審査員だった方と0時近くの遅い夕食に(イタリアではこのパターンが非常に多い!)。その方も昔習い、僕も時々ナポリに習いにいくピアニスト、アルド・チッコリーニ(82)の話などで盛り上がり、とても楽しい一日でした。次は9月に同じアブルッツォ州スルモナSulmonaでコンサートをします。

次の日8/20からは同じアブルッツォ州内、Avezzanoよりも更に東に海岸まで突き抜けたところにあるペスカーラPescaraの近く、そこから山を1時間ほどバスで登ったところにあるアトリAtriという小さな街で、Amici della musica第9回音楽祭の一環として講習会がありました。
先生はカルロ・ブルーノCarlo Brunoという方で、去年受けた別のコンクールでたまたま知ったのですが、僕が普段習っているモウケ先生も「最高の音楽家」と言っていたのと、コンサートの場所と時期にたまたま近かったのもあって続けて参加することにしました。

Atriは小さいながらとても奇麗な街でした。山なので日陰は涼しく、蒸し暑いローマよりもはるかに快適。教会がとても多く見るべきものもたくさんありました。
ただ、ある事情から正直観光する暇がほとんどなかったため(これについては次の日記で)おおまかにしか見れませんでしたが・・
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写真は街の中心、Piazza duomoのドゥオーモ。右側は改装中でした。

赤でも白でもロゼでもない?

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トスカーナ州およびサルデーニャなどの名産、vernacciaベルナッチャワインを同居人カルロが里帰りしてきたお土産に買ってきてくれました。
まず目を引くのがワインボトルの表面がぎっしりコルク材で覆われているところ。サルデーニャはコルクも有名らしく、蓋のみならずボトル全体を覆ってそこには独特な民族衣装を着た女性が描かれています。カルロによると今でもこの格好をしている人もいるんだとか。

サルデーニャは日本で言ったら沖縄のような島で、イタリア本土とは少し異なる文化を育み、豊かな自然と共存している場所です。
世界最高峰の長寿地域というのも沖縄そっくりです。カルロ曰く、チーズ・ワイン・ハムなど食の中心になるものは大体今でも自家製だそうで、ローマに帰ってくるとがっかりするほど何もかもがおいしいんだとか。長寿の秘訣はやっぱり豊かな食文化なんでしょうな。

ベルナッチャワインは二度熟成させるため度数は通常よりもやや高く、15.5度。味はなんといったらいいのか、ブランデーを白ワインくらいまで薄めたような味?
くらいにしか語れません、僕の舌では(;´∀`)
夏に冷やして飲むと最高だそうです。興味のある方はお試しください!

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