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2010-05

コンクール in ナポリ with アレルギー

先日5月17日からナポリで始まったPremio Thalbergコンクールを受けてきました。

イタリアにおける5月の中旬は僕にとって最大の鬼門です。
ポプラの木の花粉に悩まされるのです。
毎年ふわふわの白い綿が飛び交いだすと、鼻水がとまらないどころか必ずのどが猛烈に痛くなり、それが終わると気管支炎になって咳が止まらなくなるため、お笑い番組も見れなくなってしまいます。

咳止めシロップとアレルギーの薬のダブルパンチでものすごい眠気に教われる毎日・・
友人から注射を勧められましたが、あれってどんなもんなのでしょうか?経験ある方教えてください(;´∀`)

そんな満身創痍のような状態での一週間のナポリ滞在の結果、3位を受賞することができました!
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1位なしの2位を獲得した写真中央のストゥカロフを始め、
先日Vietriコンクールで1位をとったゴンザーロなどもいて、とてもレベルは高かったです。


僕ぐらいの歳になると国際コンクールにおいてはただ弾けていても駄目で、審査員に音楽性が伝わるかどうかが問われてきます。周りは完璧に近い技術の持ち主ばかり。その中で残るためにはむしろ逆に深い情緒や強い主張を印象づけなくてはいけないのです。

今年の3月に音大時代の先生にお会いして、「技術を鍛えた結果、音楽が表面的になってきているから気をつけなさい」と指示を受け、それに気をつけてとにかく体の奥底から音楽を表出するように勉強してきたのですが、その成果が今回少しは出せたのではないかと思います。

もちろん本番で技術的にうまくいかなかったことは弾き手はよく覚えているものです。
ところが後になって審査員から批評を頂くとそんなことを指摘することはまずなく、それぞれの曲が音楽的にどうであったかを論じます。いかに「弾き手ではなく聴き手に何が伝わるか」が大事なのだと痛感します。

そして、次にそれが審査員に好かれるか。
嫌われることだってもちろんあるのでここに運がからんでくるのですが・・・
今回は運が良かったんだと思います。

技術と音楽性は独立しているようでいて表裏一体。
だから難しいんですね・・ピアノはつくづく奥が深いです。
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