fc2ブログ

2012-02

グランドピアノ+うに+まぐろ+東京はおいくら万円?

本拠地を東京に移すにあたって、なにを差し置いても探さなければいけなかったのが住むところ。
これはもう世界中どこにいてもそうですが、ピアノ弾きは不動産家に迷惑をかけるという点では他の追随を許さない生き物です。

問題は山積みでした。
不動産家に無理な条件を押しつけ、その場で検索してもらってから楽器可の物件に電話をかけてもらいます。
グランドピアノは置いても良いか、と聞くとそこで9割は切られてしまいます。
回を重ねるごとに、電話をしている不動産家さんの口調で駄目だということがわかるようになってきます(笑)


なんでも、近隣の住民の問題はもちろんのこと、床の強度も重要だとか。
日本は店子が強いので、トラブルになりそうな懸案は大家側は極力避けるようにしているそうな。

では、音大生用の物件はどうか。確かに防音設備が効いていて練習時間は確保されている。
しかし、今度は学生でなく教えなければいけない立場でもあり、今後は家庭ももつことになる。
そうなるとさすがに1Kだとか1DKだとかには住めない。ファミリー用の物件を都内で、なんて考えると目が飛び出る値段になってしまう。。

値段、最寄り駅の便利さ、駅からの距離、ピアノを置く部屋の広さ、間取り、演奏時間。

そんな多くの難題を抱えた上に、僕にはもう一つ解決しなくてはいけないことがあります。


そう、ローマで待ってくれているこいつら。
unimagu2012.jpg

色々調べた感じでは、ペット不可、ペット一匹のみ可、ペット可と段階的に賃貸料が上がっていくようです。
ただでさえ高いグランドピアノ可物件にペット2匹。

青天井に値段は上がっていきました(;´Д`)

候補は20件以上。実際見てまわったのが5件。
その中で、やっと条件に合う物件がひばりケ丘にみつかりました。

ひばりケ丘は東京の西端。駅から降りて数分で埼玉県境をまたぐという位置にあります。

グランドピアノ可、ペット可、勤務先に行きやすい。
そして僕がこだわっていたピアノを置くスペースが広くて素晴らしい物件に出会いました。
heya.jpg

とりあえず申し込みでおさえ、近々正式に契約します。
それにしても、本当に大変だった。
立地、条件、権利、義務。考えなくてはいけないことはイタリアにいた頃の約10倍です。
早くも日本の洗礼を受けたという感じでした^^;

ともあれ、決まって良かった!こちらの無理難題に延々とつき合ってくれた不動産屋の方にも大々感謝です。
スポンサーサイト



1、2月のコンサートを終えて・・そして重大発表(長文ごめんなさい)

みなさん、こんにちは。

今年一月には東京・津田ホールで、二月には青森・カフェシュトラウスと弘前・喫茶れもんでソロコンサートを開きました。今年は日本全国寒さが厳しく東京も天候の悪い中でしたが、たくさんのお客様にご来場頂き感激の極みでした。
小・中・高・大・そしてイタリアの、あらゆる時代の友達と大学関係者の方々が今回の東京公演に協力してくださり、人の温かさと人間関係が生む力を再認識させられました。その中でここを読んで下さる方はごくわずかかと思いますが、心から感謝申し上げます。
リスト・イヤーから年が明けて、アンコールという意味も込めてのリスト・プログラム。技術一辺倒と思われがちなリストの様々な音楽的な面を表現出来るよう努力しました。また、地元・青森では喫茶店というロケーションも考え、クラシックをより身近に感じてもらいたいという思いから、有名で聴きやすい曲を集め演奏しました。
個人的には、津田ホール公演直前に弾き方をちょっと変えたところがあり、それがまだ定着しきっていないので今春からはそれを課題によりよい演奏を目指します!
写真
いつもいつもたくさんのお花をありがとうございます!コンサートの後は我が家は花屋と化します

写真2
3つのコンサートの写真をまとめたアルバム。
この一ヶ月ちょっとで本当にたくさんの人と出会い、たくさんの話をさせて頂きました



・・・

ここで。
ただでさえ滞りがちな当ブログ^^;
ましてや東京公演という大きなイベントがあった直後にも関わらず更新できなかった理由を述べさせて頂きます。

8年前に渡伊し、勉強および活動を続けて参りましたが、この度完全帰国致します。

能力の自己評価とあげられた成果を照らし合わせ、ほぼ思い残す事がないと感じたのが一番の理由です。

イタリアは今まで当ブログで書いてきたように、ハチャメチャで問題の多い国です。
留学当初の語学力の無さと、慣れない生活は本当に大変でした。
しかし同時に人間はとても人間らしく、強い意志を持って行動していて、そこからたくさんのことを学ばされました。

ゆったりとした時間の流れ、晴れて雲ひとつないローマの青空、活気に満ちた明るい笑顔、おしゃべりな友人。

そんな環境に身を置いて、ピアノを弾く事自体に行き詰まっていた自分というものを見つめ直せたし、精神的にも技術的にも成長出来た、そんな8年間でした。

普段まず見る事のなかった自分のここ数年のブログを見返すと、忘れていた20代の自分の純粋な感動が沸き上がり、胸がいっぱいになります。

書きたい事はまだまだありますが、心の中にいつまでもイタリアの元気を持ち続ける為に、ブログ名はこのままにしておこうと思います。
(Uno straniero in Italiaとは「イタリアにいる1外人」という意味です。)

今後はイタリアの珍しい写真などは減ってしまうかもしれませんが、仕事の合間を見つけ、必ずイタリアにも戻りたいと思っています。

そんなわけで、4月からは東京・埼玉の県境近辺で新しい生活の始まりです。
地元青森や縁の深い静岡にも比較的頻繁に行く事になると思いますので、伴奏・レッスンなどの御用がある方はどうぞご遠慮なく下記アドレスにメールを下さい!アマチュアの方から音校・音大・留学準備など幅広く相談に乗らせて頂きます。

今後とも、堀内亮をよろしくお願い致します。

メールを出す


NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

カレンダー

01 | 2012/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 - - -

プロフィール

hori

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する