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2012-06

完全帰国後初ソロ終了!ー反省とこれから

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茨城県筑西市、鬼沢真美さんとのジョイントリサイタルが3日無事終了致しました!
茨城を地元にもつ鬼沢さんの多大なご協力もあって、たくさんのお客様の暖かい拍手を頂いて楽しい演奏会となりました。遠路よりご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。

今回演奏した蔵は、特殊な漆喰の壁と床下に壷を置くという変わった方法により音響設計された空間です。もちろん音楽用に特化したホールではありませんが、お琴の発表会や能の稽古に使われていて和風ながら芸術的な雰囲気に満ちた会場でした。

演奏自体は、お客様が近いということで少し独特の緊張がありましたが、最も重要な課題である「意志を伝える」ことはある程度の水準で出来たかと思います。

しかし、うまくいった部分はできて当然、うまくいかなかった部分のみが頭に残るのがピアニストのサガ。どうしてあそこがあんな風になってしまったのか、もっとフレーズをのばせたのではないか、というような課題は常に残ります。

今回は日常の練習場をイタリアから日本に変えての初の本番でした。数ヶ月日本で練習を続けたのは実に9年ぶり。ここ数年、日本の師匠から「日本に帰って来ると状態が落ちるのが常。もっと良くなろうと思い続けてようやくレベルを保てるつもりで頑張りなさい」と言われてきました。

その原因となりうる要素はたくさんあります。

まずヨーロッパの言語に比べ「空気の抜けない」日本語を日常的に使うこと。
練習場のスペース、特に天井の低さによる音響の違い。
常に時間に追われ、様々なことに気を配らねばならない生活スタイル。

海外から日本に戻って来た音楽家は、皆こんな違和感と常に戦いながら音楽のレベルを保つ為の努力を怠りません。私も私なりに注意して生活をしているつもりですが、やはり向こうで当たり前のように出来ていた些細なことが、こちらでもやるのは大変だと感じます。

生の楽器は可能性に限界がありません。従って弾き手は「これでよし」とは決して思えない。
だから素晴らしいし、一生をかけるだけの価値があるのだと思います。

コンクールで他者と闘う日々は終わり、今度は自分の音楽と向き合う自分との闘いが始まります。

最終的に評価してくださる皆様に「堀内はまだ成長している」と感じて頂けるよう、これからも精一杯上を目指し努力して参ります(´∀`)
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