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2013-06

7月〜10月の演奏会出演予定のお知らせ

HPの方にはまだアップされていませんが、夏から秋にかけての演奏予定のお知らせです。地元・青森では何年かぶりにフルートの竹澤聡子さんと共演させて頂きます。また、10月にはピアノ新人会演奏会に初めて出演させて頂きます。今出来る最高の演奏をお聴かせできるよう精一杯勉強して参りますので、宜しくお願い致します!

第38回武蔵野音楽大学青森県支部同総会演奏会
7/5(金)八戸プラザホテル2F 青森県八戸市柏崎1丁目6-6
18時開演全席自由 2,500円(コーヒー・ケーキ付き)
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曲目
ドビュッシー:前奏曲より「アナカプリの丘」、映像第1集より「動き」
ショパン:舟歌Op.60
リスト:エステ荘の噴水
クライスラー=ラフマニノフ:「愛の悲しみ」「愛の喜び」

堀内亮&竹澤聡子 ピアノ・フルート・ジョイントコンサート
7/27(土)喫茶れもん
青森県弘前市新寺町1-34
全席自由(定員55程度)2,500円(ドリンク付き) ※開演時間は未定です
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8/19(月)百石町展示館 青森県弘前市百石町3-2
17時30分開演(定員50程度)2,500円
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曲目
フランク:フルート・ソナタ
ドップラー:ハンガリー田園幻想曲
シューベルト=リスト:「魔王」「菩提樹」「糸を紡ぐグレートヒェン」「水の上で歌う」「春への想い」「挨拶を送ろう」「君は我が想い」他

ピアノ新人会演奏会
10/4(金)武蔵野音楽大学江古田キャンパス・ベートーヴェンホール
東京都練馬区羽沢1-13-1
18時30分開演 全席自由2,500円
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ショパン:幻想ポロネーズ op.61
ラフマニノフ=コチシュ:ヴォカリーズ
クライスラー=ラフマニノフ:「愛の悲しみ」「愛の喜び」

チケットの先行予約をメールで受け付けております。info@horiuchiryo.comまで。
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天才と呼ばれた男の秘訣

アルトゥール・ベネデッティ・ミケランジェリ。イタリア史上最高のピアニストと言っても過言ではない彼に関する本を最近読みました。
ミケランジェリ

私がイタリアで師事したモウケ女史も、ミケランジェリのお弟子さんでいらっしゃったということですが「彼が違う音を弾いたのを聴いた事がない」といつもおっしゃっていました。

録音を聴くと、同時代のピアニストには見られないほどの完璧無比なテクニック。それも、デジタルな演奏の多い昨今の正確さとは全く性質を異にし、そこから溢れ出す気品と表現力は未だに類を見ないと言っていいでしょう。特にドビュッシーの前奏曲は記念碑的だとすら思います。

ピアノを離れると冷淡で、マスコミや信用のおけない評論家などとは言葉も交わさない人物だったと言われていますが、この本の著者であるリディア・コズベックは確かにそれは正しいが、彼のほんの一面に過ぎない、と書いています。その全く社交的でない性格は全てが音楽に向けられているからであり、芸術家として、また職人としての彼に必要だったということなのでしょう。

そんな正確無比なおかつ表現力を失わないピアノを弾く秘訣はなんなのか。私は次の部分に集約されていると思います。

「製品は、大事にすればするほどよく仕上がる。そのためには一つの方法だけが存在する。それは仕事、仕事、仕事。そして忍耐、控えめ、献身である」(ミケランジェリ)

天才は努力の天才なのだ、と改めて思い知らされる言葉です。翻って私はどのようにピアノと向き合っているだろうか、と省みると反省の言葉しかでません。

昔私が大学に入り立てだった頃、始めて見る都会のレベルについていくのに必死でした。今よりもずっと非力で不器用で譜読みも遅かった為に、勤勉に過ごさざるを得なかったのです。そのかわり、一曲を穴があくまで読んで仕上げよう、という意気込みは今よりも強かったと思います。

現在ももちろん必死に勉強をしていますが、短期間で要求される曲数が膨大になり、必ずしも研ぎ澄ました状態で演奏できない事が時々あります。そんな中、天才が残してくれたこの金言。あの頃の初心を忘れず、一曲一曲を大事に仕上げて行こうと改めて思い直しました。


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