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2024-04

コンクール in ナポリ with アレルギー

先日5月17日からナポリで始まったPremio Thalbergコンクールを受けてきました。

イタリアにおける5月の中旬は僕にとって最大の鬼門です。
ポプラの木の花粉に悩まされるのです。
毎年ふわふわの白い綿が飛び交いだすと、鼻水がとまらないどころか必ずのどが猛烈に痛くなり、それが終わると気管支炎になって咳が止まらなくなるため、お笑い番組も見れなくなってしまいます。

咳止めシロップとアレルギーの薬のダブルパンチでものすごい眠気に教われる毎日・・
友人から注射を勧められましたが、あれってどんなもんなのでしょうか?経験ある方教えてください(;´∀`)

そんな満身創痍のような状態での一週間のナポリ滞在の結果、3位を受賞することができました!
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1位なしの2位を獲得した写真中央のストゥカロフを始め、
先日Vietriコンクールで1位をとったゴンザーロなどもいて、とてもレベルは高かったです。


僕ぐらいの歳になると国際コンクールにおいてはただ弾けていても駄目で、審査員に音楽性が伝わるかどうかが問われてきます。周りは完璧に近い技術の持ち主ばかり。その中で残るためにはむしろ逆に深い情緒や強い主張を印象づけなくてはいけないのです。

今年の3月に音大時代の先生にお会いして、「技術を鍛えた結果、音楽が表面的になってきているから気をつけなさい」と指示を受け、それに気をつけてとにかく体の奥底から音楽を表出するように勉強してきたのですが、その成果が今回少しは出せたのではないかと思います。

もちろん本番で技術的にうまくいかなかったことは弾き手はよく覚えているものです。
ところが後になって審査員から批評を頂くとそんなことを指摘することはまずなく、それぞれの曲が音楽的にどうであったかを論じます。いかに「弾き手ではなく聴き手に何が伝わるか」が大事なのだと痛感します。

そして、次にそれが審査員に好かれるか。
嫌われることだってもちろんあるのでここに運がからんでくるのですが・・・
今回は運が良かったんだと思います。

技術と音楽性は独立しているようでいて表裏一体。
だから難しいんですね・・ピアノはつくづく奥が深いです。
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● COMMENT ●

イツコ

3位 入賞おめでとうございます。

すごいです、今でも活躍 日々精進?!
是非 次回はチャンスがありましたら 聴きに行きたいです!!

>>イツコさん

ありがとうございます!今回は運がよかったと思います。
それはともあれ芸事は何歳になっても日々精進でございます(笑)
さぼってると聴く人にはすぐわかっちゃうんですよね。恐ろしいことに・・・
ぜひ今度一度聴きにきてください!!

はじめまして。

コンクール3位入賞おめでとうございます。突然失礼いたします。先日私が住んでいる街カザルパロッコを検索していた時に亮さんのsitoに辿り着きました。2005年にいらしていたんですね。そうとは全く知らず、素晴らしい調を聴くことが出来ませんでした。残念です。日本のたくさんの若い方々がイタリアで活躍されていて同じ日本人としてとてもうれしいです。
・・・ちなみに私はcipresso(糸杉、トスカーナ地方でよく見られるモミの木を細長ーくしたような木です。)アレルギーで、しかもイタリアに住み始めてから花粉症になりました!私も注射はちょっぴり半信半疑。だってココはイタリアだしっ!(笑)ビタミンCを摂取すると良いときいたので毎朝オレンジを絞って飲んでいるのと、鼻水止めにDr.Theiss Alergol Pollen Blocker(薬局で処方箋ナシで買えます。)を鼻に塗り込んでいます。イタリアではマスクなんて出来ないですもんね。それでも少し楽になった気がします。とにかく普段から抵抗力をつけるコトが大事だそうです。何事も毎日コツコツと続けるコトが成功への長いけれど結果的には一番の近道なんですね。
いつか亮さんのコンサートへぜひ行きたいと思います。さらなるご活躍をお祈りいたします。

>>かおりさん

はじめまして!とても丁寧なコメントを頂き、本当にありがとうございます。
僕も日本ではほぼアレルギー知らずで、イタリアに来てからその辛さを思い知った身です(汗)
ビタミンCやら、ヨーグルトやら、色々良いといわれるものは試してはいるのですがどうも完全に防ぐのは難しいみたいです(;´Д`)
書いてくださった鼻の薬に関しては、知らなかったので今度試してみます!
抵抗力をつけなくてはいけないというのは全くその通りですね。今思うと、コンクールに出る直前は花粉症に軽い風邪までこじらせていたような気がします。
気管が荒れていて細菌も入りやすかったんでしょうね・・

カザルパロッコは、僕にとっては懐かしい名前です。
確かイタリアに来て2回目のコンサートだったような。それ以来訪れる機会はないのですが、かおりさんもローマにいらっしゃるということは、どこかでお会いできるかもしれませんね。
是非一度、ピアノを聴きにいらしてください!


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